第2章 日常
ドロロ「はああああああああ!!」
恵土「でやあああああああああ!!」
がきぃーん!!
体術は、見事なまでに互角だった…
ドロロ「ぜぇぜぇ…凄いでござるな!
ここまでやりあえたのは、恵土殿が初めてでござる!」
恵土「こっちだって!(微笑」
そう、嬉しそうに微笑む二人…
そんな白熱状態に陥った闘いは、まだまだ続いていきそうです…
ドロロ「零次元斬(ぜろじげんざん)!!」
小刀で次元を切り裂き、
相手を異次元の狭間に落として消失させる技が迫る中
恵土「風月一刀流・柔剣術!
裂空斬(れっくうざん)!!」
空間ごと全てを斬り刻む技とがぶつかり合い
凄まじい風と共に、互いの技が消滅した…
ゼロロ「なるほど。
実力は、本物のようでござるな。
それに…
その気になれば、すべて消滅できそうな…」
恵土「そりゃまあ確かにそうだけど…
さっきも言っただろ?殺すためには使わないって」
ドロロ「頷く)御意。
殺すために使っていては、暴虐に過ぎぬ。
やはり…
それほどの力を身につけるだけはあるでござるな。
仁徳と、それに見合った力を
兼ね備えているように、見えるでござるよ^^」
恵土「ありがとう^^」
そう言い合いながら、屋根の上で笑い合う二人…
結局、闘いは中断してしまいました。
ですが…
ドロロ「拙者の負けでござる^^」
ギロロ「何を笑顔でいってるんだ!・・(ぷんぷん」
ドロロ「無理でござるよ。
彼女は、人を傷付けるのを嫌がる。
つまり、どっちにしろ
その気になれば力を使って気絶させられて、おしまいでござる」
ギロロ「そりゃそうかもしれんが!;」
タママ「次!僕とやるです~!^^」
あれ?軍曹が居ませんが、どこに行った?
…あ
誠心誠意、夏美に謝った後で
積極的に、家事を次々にやっていました^^;