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奇跡 【ケロロ軍曹】

第11章 襲来




恵土「ケロロ…お前もだ。

光の力を持たなきゃ、闇の力に触れた直後に消える。


そんなのは…いやだろ?」

ケロロ「しかし…」

恵土「約束する…(左小指突き出す)


絶対に、お前たちのもとへ帰って来る…


また、お前たちとの楽しい日々へ

必ず、戻ってくる…


だから…行ってくれ…(微笑」


ケロロ「…恵土殿…

(その決意は、とても堅いようでありますな…)


解ったであります!(頷く)


そこまでいうのなら、止めることも出来ないでありますし…

約束でありますよ?」


恵土「頷く)ああ…約束だ」


そう言いながら、左手の小指を絡めながら尋ねるケロロに

恵土は頷きながら微笑んだ…



恵土「けど…何でケロロたちが家から抜け出して…

ってそういえば!;
闇の力に対して全部防ぐようにやってたけど

あいつらの力に対する防御力0じゃん!;忘れてた!;」


頭を抱えながら思い出しましたね^^;


ちなみに、ドロロとは未だに

心が通じ合う通信機を持っているため
恵土さんもまた、通じ合っているのだとか…


そして…向き合うと…

動かないままの分身があった…


恵土「なんで動かないんだ?…

まあいいy(がくっ」


その直後、力が抜けた…


恵土(そうか…こいつ…

ずっと、私の体内の力を吸い取って…


闇は、全てを飲み込み

自身の力へと置き換え、憎しみをもって消滅させる…


それと反対に光は、全てを包み込み

ありのままに受け入れ、愛しみをもって生み出す糧とする…


互いに同じ点はあれど、正反対…



考えている場合じゃない(首を横に振る)


こいつ自身を、悪いことをした奴にさせないためにも…

ちゃんと、空間ごと吹き飛ばすと同時に浄化させないと)


そう構えるのだが…

凄まじい衝撃波と、闇の力で吹き飛ばされる…

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