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【カゲプロ】俺を捨てた彼女に最高の罰を【クロハ】

第3章 彼女に捨てられた


カゲロウデイズでは見てることしかできなかった。
触れたくても触れられない。
こんなにも好きなのに…。

だから、俺は主に無理を言ってこっちの世界に来た。

転校生として琴美の通う高校に入った。
近くで見ると更に愛おしく、

早く自分だけのものにしたいという欲が溢れた。




琴美は誰にでも優しい。
だから、俺以外の奴と関わる。

やめろ。
やめろやめろやめろやめろやめろっ!!
他の奴なんかどうでも良いだろ。
俺だけ見ろよ!

そんな事も言えず、ただ唇を噛み締めるだけ。
可愛い可愛い俺の琴美…

早く、早く俺のものに…



片想いはなかなか実らない。
琴美は俺の気も知らないで他の奴と仲良くしている。

ムカつく。
……もう、告白してみるか。
我慢の限界だ。

フられた時は監禁してしまえばいい。

そしてその日、俺は屋上に琴美を呼び出した。
琴美は何も言わない俺を不思議そうに見つめる。

嗚呼、そんなところも可愛い。

「琴美、好きだ。付き合ってくれ」

はっきり、告白する。
すると琴美は頰を赤く染めて頷いた。

なんだ、両想いだったのか。
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