藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第9章 ♡Story33♡ キャンプファイアー
「......。」
柊もゆっくりと立ち上がった。
「......っ柊、」
「そろそろ戻ろっか、ここは少し寒いからね......ヒョイッ」
柊は材料の入ったダンボール箱を持った。
「ぁ、はい!......あ、荷物も持っていかなきゃ......よいしょっと。」
「俺が持とうか?」
「大丈夫大丈夫!これは元々私達の荷物だから。」
「おめぇだと危なっかしいんだよ。ヒョイッ」
「ひっどいなぁ......って勝手に人の荷物取んなぁぁ!」
「るっせぇ......あ、藤城君に持たすのはあれだから
その荷物は北山先生に持っていってもらうか。」←
「いいっすよ......ってなんでスムーズに俺を指名!?」←
「いえ、俺は大丈夫ですよ。
貴方方に手伝ってもらうほどの重さではありませんから。」
柊はスタスタと歩きながら言う。
「「柊さん......」」
((柊さん微妙に不機嫌!?))
「......。」
(あの二人、やっぱりできてやがるな......)
廉が百合と太輔の方を見る。
(柊さん......)
「......っ行こ、太輔!」
「あぁ......」
百合と太輔も歩き出した。
「「「......。」」」
(((なにこのドロドロな昼ドラ感......(汗))))←
3人以外残された一同は同時に思うのだった。