藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第8章 ♡Story32♡ ふたりっきりの密室
「っ陸!」
太輔は陸達の元へ行く。
「っ藤ヶ谷先生!」
陸は目をぱちくりさせていた。
「っ陸、百合と連絡つかねぇってどういう事だ?」
「これ、見ての通り百合のスマホなんですけど
忘れていきやがって連絡が取れない状況なんです......
探すっていっても心当たりはないし......」
「っそっか......
じゃあ俺g..「何騒がしくしてんだ?」...っ桂木、廉......」
廉が眉間にシワを寄せながらやって来る。
「おいチビ。」
「ち、チビ!?」
「餓鬼、携帯忘れていきやがったのか?」
「っえぇ......」
「はぁ...マジかよ......柊の奴も忘れていやがるからな......」
「っそうなんですか?」
「あぁ、アイツ等にしては確かにおせぇな......勇気、美男!」
「「はいっ!?」」
「俺らで柊達探しに行くぞ。」
「なんでまた探しに?」
「ッチ......アイツ等にしては遅い、
連絡も取れねぇから直接行くしかねぇだろ。勇気......」
「ほひ?」
「食ってねぇで行くぞ!」
「は、はい!今行きまーす!」
勇気は急いで飲み込み廉の元に行く。
「っ藤ヶ谷先生、俺らも探しに行きましょう!
大丈夫かもしれませんけど、やっぱり心配ですし......」
「言われなくても行くつもりですよ北山先生。陸......」
「はい......」
「お前も行きたいところだろうけど、お前らには仕事が残ってるだろ?」
「......えぇ。」
「俺らが絶対見つけてくるから余計な心配するな。」
「っわかりました......でも一応徹平さんと団司さんにも言っておきます。」
「わかった。......二手に分かれて探しましょう。」
「「はい/了解!」」
「藤ヶ谷先生......」
「......?」
「百合を、お願いします......。」
「あぁ。」