• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第7章 ♡Story31♡ 危機感


「......で、一緒に行かないんですか?」



高嗣が身を乗り出しながら言う。



「そんなわざわざ行く程のことじゃ......(汗)」



「後々どうなって知りませんよ......」



「まぁまぁ二階堂君、人それぞれ愛し方は違うんだから
無理やり行かせる必要もないと思うよ?」



「まぁ言われてみればそうですけど......俺だったらめっちゃ不安っすよ!
恋敵の相手と彼女を二人っきりにさせるの!」



「二階堂って束縛激しそうだもんな(笑)」←



「北山先生こそ知りませんよ?
もしかしたら愛想つかせてどっか愛人のところとかに行っちゃうかも(笑)」←



「小夜に限ってそれはねぇから!」



「ふぅん(笑)」



「ちょっと二人共......(汗)」



「はぁ......」












百合side


「劇面白かったですね!」



「そうだね(微笑)
衣装とか小物もよくできていて凄かったよ。」



「ですね!喉......少し乾きませんか?」



「ちょっと乾いてきたかもね(苦笑)
自販機とかあるっけ?」



「あっちにありますよ!」



劇を堪能した百合達は人混みの中をかき分けながら行く。






「......。」
(うぅぅ......人が多い!)



「百合ちゃん、大丈夫?」



「大丈夫ですよ(苦笑)」



「......はい。」



「へ?」



柊が百合に手を差し伸べる。



「俺の手に掴まって、その方が逸れなくて済むよ。」



「ぇ、でも......"ぐいっ"」



「この先まっすぐいったところでいいのかな?」



「ぁ、はい......」



百合は柊に言われるがままに返事をする。



「......。」


/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp