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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第26章 ♡Story49♡ グアム旅行


「っ百合ちゃん落ち着いて!
今行くから!」



「んぅ!..._ブクブクブク...っ!」
(っ息...が.......!)



百合はそのまま海の中に沈んだ。



「っ百合ちゃん!!」



柊は急いで海の中へ潜り意識を朦朧とさせている百合の腕を掴み抱き寄せた。



「っ......」
(海水、一気に飲んじゃったな......)



百合を抱き抱えた柊はそのまま海面へ、海面から顔を出すと心配そうにする



勇気と美男の姿があった。



「っ柊さん!百合ちゃんは大丈夫なの!?」



「海水、一気に飲んじゃったみたいだな......」



「っ早くビーチに戻ろないと!百合さんの顔、真っ青です......」










「っ百合?あいつ、どうした......」



「なにか様子がおかしいな......」



その様子に気づいた太輔と廉、



様子がおかしいと思ったふたりは急いで波打ち際まで走っていった。



丁度たどり着いた時、百合をお姫様抱っこしながら運んでくる柊と



心配そうに百合を見つめる勇気と美男が戻ってきた。



「っおい百合!
っおい、百合はどうしたんだ......?」



「さっき、ボールを拾いに行こうとした時に溺れて......
そのまま海水を一気に飲んじゃったんだと思います......。」



太輔は柊から百合を引き取り手のひらを百合の頬に当てた。



「っおい百合、しっかりしろ......!
なに2日目からやらかしてんだよお前......」



「......。」



だが百合は気を失っており返事をしなかった。



「ったく......ホントどこまでも世話かけやがって......」



太輔は百合を砂浜に寝かせ、顎を持ち上げた......。



「っひとまずびょ...え゛!?//////」



勇気は突如顔を赤く染めた。



「きききき、キス!?」



「っ馬鹿!人工呼吸だろ......にしてもよくやるぜ......」



廉も少し視線を逸らしながら言う。



「っ百合!しっかりしろ!」





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