藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第26章 ♡Story49♡ グアム旅行
_ホテル
「レンタカーの手続きもお願いします。」
「カシコマリマシタ。」
「太輔、レンタカーって?」
「グアムにも、色々ドライブルートあるみたいだからな。
1週間もここで過ごすんだ、車くらいあったほうがいいだろ。」
「そっか!なんか楽しみ!
ホテルのすぐそこはビーチだし!」
「海は明日なー」
「えぇぇぇ!?なんで!?」
「なんでって......だから初日からはしゃぎ過ぎはよくねぇってこと(苦笑)
でも、海を見る分には荷物を整理してから見に行ってもいいだろ。」
「ホント!?」
「あぁ。だから気合入れて水着着ていくなよ。」
「は、はぁい......」
こうしてチェックインを済ませ部屋に案内された。
「ほぉぉぉぉぉ!海が見える!」
「ホントだな、ちょうど夕暮れどきだから海が綺麗だな。」
「早く荷物整理していこ!」
「だから、急かすな。海は逃げねぇよ。」
荷物の整理を済まし百合はすっかり海に行く気満々。
「早く早く!」
「わかったから、腕引っ張んなよ......(汗)」
百合は太輔の腕を引っ張り部屋を出ていく。
「うーみ!うーみ!」
「っおいおい......(汗)」
(先が思いやられるわ......)
_海
海にやってきた二人、丁度夕日が沈み始めている時間だったので
海はオレンジ色に輝いていた。
「やっばぁ......めちゃ綺麗......」
百合はすっかり海に見とれていた。
「写真でも撮っておくか。」_パシャッ
太輔はスマホに夕焼けに映える海を撮影。
「あ!ねぇねぇ!私も一緒に撮って!!」
「はぁ?ったく、わかったよ。
ってか自撮りでやれよ。今時の高校生なんていくらでもやってんだろ。」
「自撮りじゃこの感動を抑えきれないもん!」
「はいはい。
じゃあ撮るぞー」
「はーい!」_パシャッ
「......こんなもんか?」
「どれどれ?
......ん、あぁ!もう少しこっちだったら写りよかったのに!」
「......俺は専属カメラマンじゃねぇぞ。」
(写真写りにうるせー......)←