藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第25章 ♡Story48♡ クリスマス
百合はすっかり上機嫌。
「......。」
(まさかここまで喜ぶとは......苦笑)
「こないだお兄ちゃん達と行った時は
『お子様には早い』みたいなこと言ってたくせに、よく予約したね(笑)」
「まだ引きずってんのかよ(苦笑)
......クリスマスイブ、くらいはな......」
「ふぅん(笑)」
「なんか毎度その顔気になんだけど......」
「(笑笑)」
こうしている間にもふたりの乗る観覧車は地上に到着。
「景色良かったぁ!
30分待った甲斐あったね(笑)」
「そうだな。にしても、何とかファンにはバレなかったな(汗)」
「うん(苦笑)
でもレストランとかで撮られたりしないかな?」
「そういうのは原則禁止されてるから、大丈夫だろ。
でも目撃情報だなんて、Twitterにあげられるけどそのへんは大丈夫なのか?」
「Twitterね(苦笑)
私もやってるんだけど、
たまに『ここのお店にいたよね』的な書き込みが来ることがあるの(苦笑)」
「ってかTwitterやってたんだな(苦笑)」
「モデル始めたのと同時にね!
なんかドラマが始まったあたりから、一気にフォロワーさん増えた(笑)」
「......まさかとは思うけど、
日常生活のことをTwitterに書き込んでいるってことはねぇよな?」
「その辺はご安心を(笑)
陸とか美香ちゃんの一般人に関しての友人情報は一切出してないから安心して!
出すのは芸能界の人ばっかりだからさ!」
「ならいいけどよ。
んじゃレストランにでも行くか、ちょうど予約した時間にピッタリなくらいだし......」
「うん!」
(楽しみ~♪)
百合はスキップしながら駐車場に止めてある車まで向かっていった。