藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第25章 ♡Story48♡ クリスマス
こうしてうちを出たふたり、ふたりはとある遊園地広場に着いた。
_ワイワイガヤガヤ...
「安定の人混み(笑)
やっぱ家族連れとカップル多いなぁ......」
「はぐれんなよ。」
「だから小学生じゃないってぇの!」
「どうだか(笑)」←
「ひっどいなぁもぉ!!......あ!観覧車乗ろうよ!」
「ほんとコロコロ表情変わんな、お前は......(汗)
まぁいいけど......」
「じゃあ行こ!」_グイッ
「はいはい。」
百合は太輔の手を引っ張り観覧者を待つ列の後ろに並んだ。
「観覧車とか久々だなぁ......にしても結構でっかいねこの観覧車!」
「東京の景色を見渡せる絶景ポイントらしいからな。
それで人も一層いんだろ。」
「たしか、でっかいクリスマスツリーも見えるんだっけ!?」
「パンフレットにもそう載っているから見えんだろ。
にしても、30分待ちか(苦笑)」
「1時間2時間待ちに比べたら大分マシじゃん(笑)
まぁ気長に待と!」
「そうだな。」
順番が来るまで待つふたり、そんな矢先、
周りの人達が少し百合の存在に勘付きはじめた。
_ボソッ「ねぇ、あそこに居る女の子って百合ちゃんに似てない?」
_ボソッ「やっぱりぃ!?マジで似てるよね!」
_ボソッ「文化祭で実際に百合ちゃん見たことあるけど、あんな感じだったぞ。」
_ボソッ「メガネとか帽子やってるからますます怪しいよな!」
「「......(汗)」」
_ボソッ「おい、お前の正体に周りの人達勘付き始めてるぞ(汗)」
_ボソッ「一般人のふり...一般人のふり......(汗)」
「......(汗)」
(これまた、藤城君と勘違いされるパターンか?(汗))
ふたりは冷や汗をかきながら順番を待つのだった。
_ボソッ「......観覧車乗り終わったら、もうレストランに行くか?
ちょうど予約したとこ、街中のレストランじゃないから人目も付きにくいところなんだ。」
_ボソッ「うん、そうする(苦笑)
流石にここにいるのは、危険な気がする(汗)」