第25章 ♡Story４８♡　クリスマス

＿それから数十分後...


「太輔！旅行の支度は全部終わったよ！
あと変装もバッチリ！！」



「車はもう温めてある、にしてもまずどこ行く？
まだ暗くなるまで時間あるぞ。」



「遊園地スポットでも行こうよ！
簡単に遊べるようなところ！観覧車とか、いいんじゃない？」



「なにか心当たりでもあるのか？」



「まぁね！丁度そこで、４時からイルミも始まるみたいだしね！」



「わかった。場所は？」



「うん！ここから１時間くらいのところでね......」










こうして生き先を決めたふたりはいえを出た。



「人、混んでるかなぁ？」



「クリスマスだしな、人はいんだろ。」



「独占できたらいいのになぁ！」



「無理言うんじゃねぇよ(苦笑)
レストランでご飯でも食ったら、また星の丘公園にでも行くか？
あそこなら、そこまで人はいねぇだろうし。」



「それもいいね！
またあそこで、写真撮られないよう注意しよ(汗)」



「あん時はびっくりしたな(苦笑)
いきなり、カメラのシャッター音聞こえてきたからな......」



「多分あの写真は、処分されたと思うよ......多分(汗)」



「ネットにアップされたんだし、何かしら画像を保存することはできるだろうから......
そう簡単には無くならないと思うけどな......」



「はぁ......でも！
恋愛面に関しては大分落ち着いているから、そこまで騒ぐことじゃないと思う。
とりあえず、変装取らないようにだけする。」



「そのほうがいい。
今からでも、人混みに行くんだから用心してろよ。
普通に、スマホとかで撮られる可能性もあるからな......」



「うん。でも！今日は楽しまなくちゃ！」



「......だな。」



「じゃあしゅっぱーつ！♪」



「だからテンションたけぇっつうの(苦笑)」