藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第24章 ♡Story47♡ 大運動会
抽選会は終わり、選ばれた観客達は係員の誘導により
出演者がいる会場へと足を運んだ。
「名前は言わない程度にかるーく自己紹介をお願いします!」
「「え!?」」
「え、え、えっとぉ......これでも大学で教師やってます(苦笑)
ちなみに、国語担当......です(汗)」
「ぇっと同じく、大学で教師をやって、います......担当は、化学です......(汗)」
「(笑笑)」
(太輔と北山先生、メチャ緊張してるw)
百合は中居さんの後ろでクスクスと笑っていた。
『ルールは単純!
二人三脚をしながら出場者には数々の障害物を越えなくてはいけません!
1番先にゴールについたペアのチームには120点が加算されます!
現在最下位の稲垣チームにも十分逆転の可能性があります!
では、競技はCMのあとにスタートです!』
『では皆さん!準備の方はよろしいですね?』
_ボソッ「太輔、変に緊張しなくていいからね(笑)」
_ボソッ「っるっせぇ......」
『位置について!...よーい......』_ピィィ...!
『各チーム一斉にスタート!
先程の障害物競走は個人戦でしたが今回は2人1組の二人三脚!
先ほど競技にも参加した玉森兄妹はどのような結果を残すのでしょうか!』
百合・太輔ペアはなかなかのスピードでスタートした、が......
「っば、お前......!
早けりゃいいってもんじゃ、ねぇだろ(汗)」
「あ、もう少し遅いほうがいい?(笑)
でもそれじゃあっという間に追いつかれちゃうよ!
ってなわけでスピードアーップ!!」←
「っお、おい!」
(先が思いやられる......汗)
『中居チーム玉森!グイグイと男性を引っ張っていき差を広めていきます!
一方の草彅チームはなかなかの慎重っぷり!
これは人間大玉転がしと同じ展開だ!』←
『最初の障害物はスプーンでスーパーボールを運ぶというもの、
スプーンを口にくわえながら運ばなくてはいけません!』
『これは個人戦ではなくペア戦ですから、ふたりの息が合っていないと難しい競技です!
無事運ぶことはできるのでしょうか!』