藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第23章 ♡Story46♡ 戻った日常
_それから30分くらいが経ち...
_パチッ「ん......」
百合が目を覚ました。
すぐ横には眠っている太輔の顔が近くにあった。
「......太輔、まだ寝てるの?」
さっき太輔が目を覚ましていたことを知らない百合は
軽く太輔の身体を揺すった。
すると...
「......ん..あぁ、起きたのか。」
目を覚ました太輔はそのまま起き上がった。
「意外と目覚めがいいんだね。」
「ってか、30分くらい前に起きたよ。」
「嘘!?二度寝してたの!?」
「そんなとこだな......お前が、寝言で言ってたからな......」
「寝言って!?私なんか言ってたの!?」
「......別に。ほら、早く着替えろよ。
俺は外に出てる。」
「う、うん......」
百合はハテナマークでいっぱいにしながら着替えた。
そして太輔のほうも着替え終わり、2人はリビングに降りた。
「あれ?裕太君達、まだ起きてねぇのか?」
「うちの家族、日曜は基本遅いの(笑)
だからまだ寝てるよ!」
「マジかよ......じゃあ俺らで、朝飯の支度するか?」
「うん!」
こうしてふたりは朝食を作ることにした。
それから数十分後...
「「「おはよぉ......」」」
他の3人も一緒に2階から降りてきた。
「「おはよう!(ございます)」」
「「「......起きてたの!?」」」←
「起きてたよー(笑)」
「どうも......(苦笑)」
(家族揃って同じ仕草......汗)
「あら!朝ごはん二人に任せちゃってごめんなさいねぇ(苦笑)
何かあることはあるかしら?」
「あと少しだから大丈夫だよ!」
「じゃあ......お願いしようかしらね!
まるで、新婚さんね(笑)」
「っお母さん!だからそういうの止めてよぉ(汗)」
「ふたりは、いつもこうして一緒に作っているのかな?」
「っいや......バラバラですね(苦笑)
でも基本、百合が作ってくれます。」
「「ヒューヒュー♫」」←
「......(苦笑)」
「父さん母さん......(苦笑)」