藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第23章 ♡Story46♡ 戻った日常
・
・
・
「じゃあそろそろ寝よっか!」
「そうだな......」
「「いい夢を♪」」
「父さん母さん!(怒)」
「「......(苦笑)」」
こうしてふたりは2階に上がっていった。
「荷物とかは太輔のうちにあるから少しすっきりしてるでしょ?」
「ホント、お前の今の部屋無駄なもの多すぎないか?」
「無駄なものじゃないもん!ちゃーんと!女の子には必要なものなの!」
「はいはい。」
(コイツの部屋、掃除すんの地味に大変なんだよな......汗)←
「じゃあ太輔、一緒に寝よ♪」
「っ......俺は床でいい。」
「だめだよそんなの!今の時期に床で寝たら風邪ひいちゃうでしょうが!
私が寂しい時、一緒に寝たくれたじゃん......」
「......わーったよ。どうせ、今日だけだしな......」
「やったぁ♪じゃあ寝よ寝よ!」
「......。」
(異様にテンションたけぇな......コイツ。)
こうして太輔は、百合のベッドで一緒に寝ることになった。
「~♪」
百合は本来自分のベッドであるのに落ち着いているのか、
またアホ毛をくるくるさせていた。
「やっぱり自分の部屋が、落ち着くだろ?」
「うん!なんやかんやで、ここが我が家なんだなって感じ。」
「......お前はもうここに戻るか?
仕事も忙しくなるだろうし......家族との時間も、
大事にしたほうがいいんじゃないか?」
「それも、そうなんだけど......あそこも私のうちみたいなもんなんだよなぁ......
太輔は、私がいないほうがいいって思ってるの?」
「っ別に俺は......そんなこと、少しも思ってねぇよ......」
太輔は視線を少しずらしながら呟いた。
「ふぅん(笑)」
「なんだよ......」
「べっつにぃ♪今日は沢山甘えようかなぁって(笑)」
「......さっきと話、ずれてんぞ。」
「いいじゃないの~♪」←
「俺はやらねぇぞ。」
「......チッ、ノリが悪いやつ。」←
「お前今、舌打ちしただろ。」
「べっつにぃ♪」
「......。」