藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第22章 ♡Story45♡ 本当の気持ちを...
_グイッ「お待ちください、百合様......」
「っ!?」
翔の横を過ぎようとした時、翔が百合腕を掴んだ。
「......翔、いきなり何の真似だ?」
「......百合様、皆さんがおっしゃっておるように何も恐れないで良いのです。
貴女の本音、皆さんにちゃんと伝えてください。」
「っ......どういうk.「あなたの目論見もここまでです。」なんだと?」
「っ櫻井、先生......どうして、急n.._グイッ..ぁ......」
翔は百合を腕を優しく引き、太輔の元まで歩き出した。
「っ......」
「.....今まで、皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけしました。
百合様を、貴方方に返します。」
「っ......」
翔は百合から手を離して太輔の目の前まで百合の方を押した。
「っあの......貴方は一体......」
「......ただの、家庭教師でございますよ(微笑)」
「家庭、教師......っ貴方が、百合が手紙で書いていた家庭教師の......?」
「......はい、百合様がお屋敷に来てから、私めの方で学習を進めておりました。」
「えっと、あの.......ありがとう、ございます......」
「私は当たり前のことをしただけですよ(微笑)
......百合様、ここは私にお任せ下さい。
貴女は、貴女の本当のお気持ちを皆さんに伝えなさい。
これが、私からの最後の課題でございます(微笑)」
「っ......櫻井、先生......」
_コクッ「......(微笑)」
「っ......!」
「っ翔!!お前はいきなり何様のつもりだ!
たかが家庭教師の分際で!!」
「おだまりください。今は百合様が喋る時間でございます。
貴方の話は、またじっくりと後で聞かせていただきます。」
「っどういうことだ!」
「お話がお分かりいただけていないようですね!
......もうよろしいです。
皆さん、出てきなさい。」