• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第21章 ♡Story45♡ 婚約披露宴パーティー


百合side


その頃百合は着替え室でドレスに着替えていた。



そしてメイクなどを真琴にしてもらっていた。



「......。」



太輔達、もう来てるのかな......



「メイクは、これでいいわね。
......貴女にしては、ちょっとケバすぎたかしら?」



「......まさか意図的にやったわけじゃないですよねぇ?(苦笑)」



「まさか。あの人の前でそんなことするわけにいかないでしょ。」



ちなみに百合はつけまをつけておりリップは普段より赤みが強いものをつけている。



「......確か、太輔と同じくらいって言ってたから......
28歳くらいですよね?
28にもなると化粧がケバくなるんですね(笑)」←



「余計なお世話よ。」



「若作りって大変なんですか?」



「はぁ、大変よ......って、何を言わせるのよ。」



_ボソッ「やっぱりね......」←



「聞こえたわよー?
ほら、まだおめかしは終わっていないんだからじっとして、
いい位置にティアラを置けないでしょ。」



「......はーい。」



ほとんどのおめかしが終わった百合、



あとはアップにした髪にティアラを乗せるだけ。



「......こんなところね、これでいつでも出れるわ。
あとは大勢の前で恥をかかないよう気をつけなさい。」



「......酷い言いようですね(笑)」



「プログラムの方は、ちゃんと覚えているんでしょ?」



「えぇ、あと10分もすれば雅さんが来るんですよね?」



「そうよ、スピーチの方は?」



「櫻井先生にアドバイスをもらいましたし昨日今日とやりましたからご安心を。
あれくらい覚えるの、台本に比べたら全然楽ですよーだ。」



「......貴女、映画主演の予定......入ってたんでしょ?」



「......えぇ、そうですよ?
そこまで情報知ってるんですか?(苦笑)
まだメディアにも言ってないのに......」



百合はしばらくの間をとって答えた。




















「......悲しくは、ないの?」



「......。」





/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp