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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第21章 ♡Story45♡ 婚約披露宴パーティー


太輔side


「受付会場はここみたいですね。」



「えぇ、思った以上に人がいますね......
なんかテレビで見たことあるような人もいるし......」



横尾先生の言うとおり、人は予想以上に多い。



芸能人の他にも、外国人もかなりいる......。



「お待ちしておりました、招待状はお持ちですか?」



「ぁ、はい......」



太輔と渉は招待状を受付係の男性に渡した。



「藤ヶ谷太輔さんと横尾渉さん、ですね。確認致しました。
こちらへどうぞ、知人の方も集まっておりますよ。」



「わかりました、行きましょう横尾先生。」



「えぇ、行きましょう。」



係員に言われたとおりに行ってみると宏光や裕太、陸など



見覚えのある人達が揃っていた。



まだみんな、百合の婚約に納得していない人達だろう。



「っ藤ヶ谷先生!」



太輔達に気づいた裕太が太輔達の元にやってきた。



「裕太君......」



百合の家族にも、申し訳ないことをした......



俺が家族の代わりに預かっていたにもかかわらず、






百合を守ることができなかった......。




本当に申し訳ない......。





「事件のこと、北山先生から聞きました......」



「本当に、すまなかった......」



「貴方のせいじゃないですよ、全部......全部アイツのせいです。
アイツのせいで、百合は......」



「......。」



「百合は、こんなこと望んでるはずない......
アイツに脅されているんです......百合が一瞬にして、
貴方を嫌いになるはずなんてない......」



「裕太君......」



裕太君は目に涙を浮かべていた。



「藤ヶ谷先生......」



陸と百合の友達も、俺の元にやってきた。













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