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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第17章 ♡Story41♡ 離れ離れのふたり


俺の直感は直ぐに当たった......



『突然の電話申し訳ありません、僕は有栖川雅の腹違いの双子である弟です。
実は最悪な事態に起こりうってしまったのでお電話させていただきました......』



「っ貴方は......有栖川雅と関係a.._バッ!「っ美咲さん!」っ涼介!?」



俺は思わず受話器を赤沢さんから取り上げた......



『っその声は、山田君?』



「っはい!電話をかけてくるってことは、何かわかったんですよね!?
まさかそれとも......














百合ちゃんの身に何かあったんですか......?」







「「「っ......!」」」



涼介の言葉に会議室は一気に重い空気へと変わっていった......

















『っその通りだ山田君......』



「っそん、な......」



まさか本当に......



































『彼女はアイツ等に連れて行かれた......!
助けに行った立花君と志村君は......銃で撃たれ今は病院だ......!』



「っ......!」_ガタッ!



美咲の言葉を聞いた瞬間、涼介は手から受話器を落としてしまった......




「っ涼介?」



「っ涼介......一体何があったというの?」



樹と京子も顔を強ばらせ涼介を見た。




「っそんな......嘘だろ......なんで、百合ちゃんが......

なんで、志村さんと立花さんが......」



『っ山田君!......山田君!!』



涼介はあまりのショックのあまり落とした受話器を取れなかった。



そんな涼介の代わりに電話に出たのはAnnieの社長・栄吉だった。



「もしもし、私はAnnie事務所社長の片桐永吉だ......」



『っ貴方が......!』



「涼介の様子を見ると......百合に何かあったのだな?」



『っえぇ......非常に心苦しいですが、彼女が......百合ちゃんが
有栖川雅達に連れさらわれました......』









「っなんということだ......」







栄吉は受話器を握り締めた......

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