第15章 ♡Story３９♡　亀裂と絶望

＿バンッ！



「っ！？」



私が手を伸ばした時、突然銃声が鳴り響いた......



「っ......くっ！」



そして立花さんは私の目の前で崩れるかのように倒れた......



「っ立花さん！！！」
(っまた......また私のせいで！！！)



立花さんはさっきの黒服の人に撃たれた......































ワタシノ　セイデ......










「っ立花！！！！！」







立花さんが倒れた直後、また真横から聞き覚えのある声が聞こえた......



この声は......





















太輔？









ううん、違う......この声は......






















「っ志村さん！！」



まるで団司と入れ替わるかのように現れた徹平の姿があった......









「っ立花！！」



そして徹平は急いで団司の元に駆け寄る。



「くっ......！」



「っ立花さん！！」



どうやらまだ意識はあるみたい......でも早く救急車、救急車を呼ばないと!



「っ志村さん！！早く救急車呼んでください！！」
(このままじゃ立花さんが......)



「っ百合ちゃ..「っ俺のことはいい！！早く彼女を...！！！」っ...」



「っ私は大丈夫です！
このままじゃ立花さんが！！！」



＿ﾁｯ「アイツ......余計なことを......」



騒然としてる中雅は団司を撃った黒服の男を睨んでいた。



そしてその男は身体を震え上がらせていた......





「っ俺は......どうすりゃあいいんだよ......」



徹平は団司を抱き抱えたまま頭の中を混乱させていた。



「っおい志村！！
今は俺のことより彼女を優先しろ！！！
お前だって警察官だろ！！！」



「っ......！」