藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第14章 ♡Story38♡ 麻井真琴という女
__翌日
朝はいつもどおり徹平と団司と登校。
「百合ちゃん急にお仕事入っちゃったけど大丈夫?」
「大丈夫ですよ、早退っていう形になっちゃいますけど涼介さんが
迎えに来てくれますし」
「確か、昼休みだったな?」
「はい、校門先です。」
「まぁ昼休みで人も沢山いるから問題はないとは思うが......」
「昨日の一件があるもんなぁ......でも真昼間だし大丈夫っしょ!
先生達だって昼休みはお昼だろうし......」
「まぁそうだな......そこまで心配する必要はないかもしれないな。」
「だな!」
_そして昼休み...
「百合久々の早退だな(笑)
仕事頑張れよ!」
「ありがとう陸、じゃあ涼介さん待たせてあるから行くね!」
「いってら~!」
早歩きで涼介の元に向かう百合。
「涼介さーん!!」
「またまた急なお仕事入ってごめんね(苦笑)
どう?最近の様子は、」
「ちょっと昨日危なかったです(苦笑)」
「うぇぇぇ!?大丈夫なの!?」
「はい、何もされませんでしたからご安心を(苦笑)
でも昨日はやっぱり怖かったです......」
「そっか......お仕事は出来そう?」
「全然大丈夫です!
むしろそっちのほうがいいです、学校......最近怖くて(苦笑)」
「わかった、犯人は捕まりそう?」
「目の前にいても、証拠もないのでなんとも......」
「......時間が、解決してくれるといいんだけどね......」
「そう願うしか......ないですよね......」
「......よし!じゃあそろそろ行こっか。」
「はい、そうですね!
ところで、新しいお仕事の打ち合わせって言ってましたけど何なんですか?」
「聞いて驚かないでね?」
「はい?」
「なんと......」
「なんと?」
「なんと......」