藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第14章 ♡Story38♡ 麻井真琴という女
_ガチャ「ただいま。」
「あ、おかえり太輔。さっき志村さん達と鉢合わせしたりした?」
「あぁ、ちょうどエレベーター前でな。
お前は今日危うく危なかったんだって?」
百合の様子は明らかに落ち込んでいた。
「っうん......心配させてごめんね(苦笑)」
「いや......とりあえずお前が無事で良かったよ。
こうしてうちに居てくれて、凄く安心してる......」
「ありがとう、これからはいつも以上に気を付けるよ(苦笑)」
「......あとさ、百合......」
「ん?」
キッチンに行こうとした百合を引き止める。
「ついさっき徹平君達から聞いたけど......
俺が麻井先生と話していたところを見たって話、」
「っ......」
「あの人は前の仕事場の同僚の麻井真琴先生、
お前が思ってるような関係じゃねぇよ。」
「っ別にそんなこと思ってないし!///」
さっきと一変し顔を真っ赤にしながら声を荒げる百合。
「嫉妬してたんだろ?俺が話してたこと。」
「っ...//////」
「......。」
(素直に認めればいいのに......)←きっと彼氏似w
「っして......たよ。
心の中でわかってても、凄く胸が苦しかったもん......」
ゴニョゴニョと話す百合。
「......たまには可愛いとこもあんだな。」←
「ったまにはって何よ!///
自分だって、嫉妬ばっかりしてたくせに......」
「っるっせぇな...///
......お互い様ってことで、いいだろ......」
「うん、お互い様......」
「「......。」」