藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第14章 ♡Story38♡ 麻井真琴という女
私の役目はふたりの間に一瞬でも亀裂を入れること......
_フッ「悪く思わないでねお二人さん......(嘲笑)」
これは全て......
__愛しい主の為。
あの方に必要とされるのが私の本望......
「必ず、計画を成功させてみせますわ(嘲笑)」
真琴は先ほどの明るい笑顔とは程遠い怪しい笑顔を浮かべていた......
太輔side
「はぁ......」
エレベーターの中に入りほっと一息つく太輔。
「まさか麻井先生に、あんなことを言われるなんてな......」
事実にしろ遊びにしろ正直かなり焦った。
「......あんなとこ、百合には見られてはいないとは思うけど......」
(何だろ......
すんげぇやな予感がするのは......汗)←
そんな太輔の予想が的中するのはエレベーターの扉が開いた時だった。