藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第13章 ♡Story37♡ 有栖川雅
__その頃の百合と太輔
「徹平君達が、美咲さんと......」
「うん、今頃何話しているんだろうね......」
「勿論有栖川雅のことだろ......少しでも情報が手に入ってくれればな......」
「そうだね......」
「今のところ、あいつには何もされてないんだろ?」
「うん、でもなんか有栖川先生って......隙を見せない感じがする......だから、
逆にそれが怖いかも......」
「あいつの裏の顔を知っちまったからな......」
「うん......だから明日も学校があるから気をつけるよ。」
「あぁ、俺もできるだけ早く帰れるようにする。」
「ありがとう(微笑)」
「ドラマの撮影も終わったから、仕事の方だいぶ落ち着いたよな?」
「うん、でも数週間後にスマスマ大運動会の収録あるの(笑)
クリスマススペシャル!」
「へぇ......ってか一般人にネタバレを言うな(苦笑)」←
「太輔は誰にも言わないでしょ?」
「けどそういう仕事の内容はあまり言うな(苦笑)」
「相変わらず堅っ苦しいぃ......元ヤンのくせに。」←
「......過去のことには触れるな。」←
「よく不良が先生になれたこと(笑)」
「うるせぇよ(笑)
早く飯にするぞ。」
「はぁい(笑)」
__雅side
「美咲の様子が......少しおかしい?」
「はい、最近よそよそしい態度を見せているかのように見えます。」
「ふぅん......余計なことをしないほうが、身の為だと思うんだけどね......」
「どうなさいますか?」
「......しばらくは泳がせておけ。
計画はそろそろ実行しようって思っているからね(妖笑)」
「承知致しました。我々の方もいつでも対応できるよう備えております。」
「ありがとう黒瀬、今日はゆっくり休め。」
「ありがたきお言葉......」
黒瀬を深くお辞儀をすると雅の部屋を出ていった。
「さて......
そろそろ準備をしないとね......(黒笑)」