藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第11章 ♡Story35♡ 恋愛禁止の理由
涼介side
「ふわぁ......4時半起床はキッツ......」
今日は撮影が朝早くからあるってことっでマネージャーの俺はさらに早く起床!
でもまだ少し暗くて眠い......(´-ω-`)
でもそんなこと言ってるヒマはなし!
早く支度しないと......
__jumping to my dream~♪ せつな~いこの 心で......
涼介が着替えようとした時、スマホの着信音が部屋に響いた。
「うぇ?こんな朝早くから誰だよ......」
渋々携帯を手に取り電話に出る。
「はい、山d...『涼介、赤沢だ。』っ赤沢さん!
こんな朝早くからどうしたんですか?」
電話の主は裕太のマネージャー及び涼介の先輩でもある樹だった。
『涼介、社長の方からお前にお話があるそうだ。
用意が出来次第事務所に来ることはできるか?』
「社長が僕に......っでも、
今日は百合ちゃんのドラマ撮影が入っていて迎えに行かないと......」
『その件に関しては別の人に行かせる。
ともかく、できるだけ早くとのことだからよろしく頼むよ。」
「っはい、わかりました......」
(一体俺に......何の話だ?)
『......俺は特に聞いていないが、おそらく百合さんのことだろう。
何かと社長、お前達の事を気にかけているようだからな。』
「っそうですか......」
(っまさか、まさかな......)
『俺からの要件はこれだけだ。話が終わり次第、お前も現場に向かえよ?』
「はい......」
電話を切り......
「っまさか、百合ちゃん達のこと......バレたのか?」
涼介は今まで恐れていた事がバレるのでないかと頭の中を過ぎった。
そして重い気分のまま支度を済ませるのだった......。