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それでも君がいい。
第10章 記録.10
ようやく帰宅。
荷物は重いし、何より遠いし。
疲れた....
「早くこれ、渡さなきゃな」
あと少し!
玄関のドアノブを引きドアを開いた瞬間、
パァンッ
クラッカーの音が鳴る。
一瞬、銃声かと思った。
「え、は?....」
戸惑う僕にひたすらニヤニヤする皆さん。
なんか気持ち悪いです。
「誕生日おめでとう!!しょーーまっ!!!」
夏芽がそう笑顔で叫んだ。
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