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それでも君がいい。

第10章 記録.10


隣町は遠かった....
遠いうえに徒歩だからね。

もう昼過ぎ。
何時間かかる街まで行かせる気だったんだ!?

「足痛いし....」

休憩、きゅうけ....

プルルルルッ

夏芽からの着信。

「もしも....

『早く帰って来てよ翔馬~、お腹すいた』

「分かったよ、、、」

休憩させる気ないのかい、夏芽さんよ。

はぁ....

ため息を1つ吐き、再び歩き出した。
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