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それでも君がいい。
第9章 記録.9
「もー!早く着替えなさい?!着替えたらリビングに来るのよ?」
そう言い残し、嵐のような夏芽は部屋から出た。
とにかく、着替えてリビングに行かなきゃ。
「街に行くなら、私服がいいよね」
クローゼットを開け、服を選び取り出す。
靴は、これでいっか。
それにしても、、、
今日はなんか特別な日だったっけ。
瑛翔が帰って来たお祝い?
「まあいいや」
着替え終わった僕は、急いで夏芽の待つリビングへと向かった。
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