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それでも君がいい。
第4章 記録.4
「金持ちだろうがなんだろうがね、夏芽は病気でずっと家に居たんだ!やっと街に出られて楽しんでたんだ!!!たかがナンパ失敗で、夏芽を傷つけるような言葉を発すなよ!!!!」
『そうだったんだぁ....』
『あの人達、ひどいわ』
『サイテー』
男達に向けられる非難。
彼らは居づらくなり、走り去った。
「....うっ...」
「夏芽、もう大丈夫」
「翔馬、ありがとう...っ」
夏芽は泣き止み、ニコッと微笑んだ。
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