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それでも君がいい。

第4章 記録.4


『金持ちのお嬢様が、ここの街に何の用だ!!』
『どーせ豪遊してるくせに、出て行けぇっ!!!』

男達が叫んだ。
夏芽は怖くてぎゅっと服を掴んだ。

「どうして夏芽、こうなったの?」

「あの人達が話しかけてきたの。一緒に遊ぼうって。でも私は翔馬と来てるから無理って断ったの。そしたら無理矢理、手を引っ張るから振り払ったら....」

つまり、ナンパを失敗した男達が腹いせに夏芽にいちゃもんつけてきたのか。

「夏芽、大丈夫。夏芽は悪くないよ。悪いのはあいつらだ」

『はぁ?』
『てめぇらがわりぃだろ!!!』

ビシビシ指をさしてくる。
そんな男達に僕は言い返す。
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