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それでも君がいい。
第4章 記録.4
あのあと、無事に街を楽しみ家に帰った。
夏芽には嫌なことがあったけど、また行きたいと言っていた。
初めての街デビューがあれじゃあ、行きたくなくなるはずだけど。
少しは良い思い出になったかな。
スヤスヤ眠る夏芽の寝顔を、見る。
「また明日ね、夏芽」
また行こうね、街へ。
今度は楽しい思い出を作ろう。
そのときは病気が治ってることを祈って。
僕は、立ち上がり自室へ向かった。
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