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それでも君がいい。

第20章 記録.20



「じゃあ、蓮奈?」

「違うって。」

「...うう」

分からなくなったのか、怒ったように唸る。
それに思わず笑みが溢れる。

「誰、なの?」

「いま知りたいの」

「うん、知りたい。すっごく」

それなら言うよ。
僕は君が好きな人なんだって。

「僕の好きな人は...」

「....」

心臓がバクバク鳴り響く。
深呼吸したあと、ゆっくり口を開いた。
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