第9章 あの頃~氷帝編~
☆さくらSide
さくら「....ん....(ここ何処?)」
看護師「気がついた?この指何本か分かる?」
さくら「....3本...」
看護師「よし、意識は正常みたいね」
さくら「私......っ!」ガバッ!!
看護師「こら、まだ寝てなきゃダメよ」
さくら「ここ・・・病院ですか?」
看護師「そうよー、後であの子にちゃんと感謝するのね?」
さくら「あの子?・・・・・・・・・・!」
(何であの人がいるの!?)
看護師「彼が貴方をここまで運んでくれたのよ?まあ今は疲れて眠っちゃってるから起こさないほうが良いかも」
さくら「え?彼が・・・・私を?」
看護師「そうよ!貴方あともうちょっと遅かったら危なかったのよ!?」
さくら「・・・・・す、すいません」
看護師「ふふ、とりあえず2、3日入院してもらう事になるから」
さくら「え、じゃあ家族に連絡」
看護師「もうあの子が取ってくれたみたいよ?」
さくら「え?」
看護師「彼氏さん、凄いわね!ここまでパーフェクトにこなした子初めて見たわ(ニコ」
さくら「・・・・・・・・・・・・・・・」
(私の為に・・・・・・・・・・・・・・ん?)
さくら「か、彼氏じゃないです!!!」
看護師「あら、そうなの?勿体無い、じゃあ私は行くけど何かあったらナースコールで呼んでね?」
さくら「は・・・・・・はい」