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Never give up

第9章 あの頃~氷帝編~


☆跡部Side

跡部「ったく、ジローの奴何処で寝ていやがんだ?この俺様に探させるとは」

「誰か救急車!」
「まずい、息してないぞ!」

(アーン?何事だ?)

跡部「おい、何があった?」

「氷帝の!?」

跡部「何があったかって聞いてんだ」

「あ、あぁ・・・・それが女の子が急に倒れたんだ」

跡部「倒れただと?」

「あー、意識もなくて息も止まってるんだ」

跡部「・・・・・・・・・・・・・・・っ!」

(あ、あいつは!)

ダッダッダッダッダッダッダッダ.....

跡部「おい!」

「き、君は氷帝の」

跡部「こいつの容態は?」

「意識はないし、息もしていないんだ・・・」
「救急車呼んだけど、道が渋滞で時間かかるらしい!」
「な、どどうすんだよ!?」

跡部「狼狽えるな!」

「「!?」」

跡部(脈は・・・・ある、息は・・・・・ない、仕方ねー)

跡部「スーー」

「何するんだ?」

跡部「決まってんだろ!?気道確保だ!!」

「「!?!?(人工呼吸)」」

跡部「救急車待ってても時間ロスだ!樺地!!」

樺地「ウス」

跡部「車を出せ!病院まで運ぶ」

樺地「ウス」

「い、良いのか!?君たちもうすぐ試合だろ!?」

跡部「こっちは人の命がかかってんだ!!」

「っ!」

跡部「樺地、お前は監督と青学の監督に事情を説明しとけ」

樺地「ウス」
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