第5章 あの頃~四天宝寺編~
ガラガラ
謙「さくら!!」
さくら「謙也君、白石さんも」
謙「おとんから聞いたんやけど、東京帰るってほんまか?」
さくら「・・・うん」
白石「随分急やな・・・」
さくら「ごめんね。私も学校あるし、家もあんまり長いと変に心配させちゃうから」
白石「そっか・・・・・ほな、さくらちゃん」
さくら「何?」
白石「俺らの学校寄ってかんか?」
さくら「学校?」
謙「せやな、学校遊びに来い言うたしな!」
さくら「うん!行きたい!」
白石「んじゃ、行こか」
謙/さくら「「おーーー!!」」
~四天宝寺中学校~
さくら「うわー、お寺みたい」
謙「せやろ、めっちゃ良え所やで!」
白石「コートはこっちやで」
さくら「うん!」
小春「さくらちゃんやないのぉ~」
一氏「遊びに来たんか?」
さくら「うん、急遽帰る事になったから」
財前「そうか・・・」
さくら「コートも広いね」
白石「さくらちゃんはテニスしてたんやっけ?」
さくら「うん、夏までやってた」
謙「なら、少し打ってみるか?」
さくら「うーーん・・・・やめとくよ、悪化させたら先生に悪いし」
謙「そうか・・・」
白石「当たり前やろ!」
財前「ほんま、謙也さんはダメっすね」
謙「なんやと、財前!?」
さくら「でも、皆さんが打ってる所見たいです!」
一同「・・・・・・・・・\\」
白石「そうか、じゃあ俺らの実力を見したるわ」
謙「俺の浪速のスピードスターを披露する時やな!」
財前「張り切り過ぎて転ばんといて下さいよ」
小春「ユウくん、うちらのコンビネーション見したりましょ!」
一氏「おう!」