第3章 それぞれの想い
村「ほんまやで」
渋「どういうことや。俺だってやるときはやんねん」
「私の大切な親友なんだからね。分かってる??」
渋「分かってるわ」
村「と予行演習したら??」
「は??」
村「すばるのことやから、当日になって話しできひんかったりする可能性があるやん??やから、クリスマスまでにとデートしてみたら??」
「なに言ってるん??私、完全に実験台じゃん」
渋「…そうやなぁ…、空いてる日ある??」
「すばる、本気で言ってるの??」
渋「俺はいつでも本気や」
村「、すばるもその気になってるし付き合ってやったら??」
「実験台はちょっと…。って言うか、どんだけマドンナのこと本気で狙ってるの??」
渋「そりゃぁ100%。そんで、この寂しい生活から脱出すんねん‼横も応援してくれるやんな??」
横「…お…おう…」
「どうしたん??」
横「なんもないで。すばる、上手くいくとええな」
渋「おん。で、いつ空いてんの??」
「う~ん…20日までに納品しなくちゃいけないから…20日過ぎてから??」
渋「めっちゃギリギリやなぁ。まぁええわ。また連絡して」
「は~い」
村「みんな、青春してるなぁ」
「この歳で青春って言うの??」
渋「歳は関係ないやろ」
横「学生しか青春って言えへんのちゃう??」
村「そんなん、どうでもええがな‼」
「なんでもいいけど…明日休みだからって、あんまり飲みすぎないでよ‼」
横渋村「分かってるわ」