第6章 クリスマスの魔法
ゴーッ
村「行ったな」
横「寂しくなるな」
村「すばる、にちゃんと伝えたんか??」
渋「バッチリ。ついでに抱き締めてキスまでしたった」
横村「(笑)」
横「すばるらしいな」
渋「そのまま連れて帰ったろうかと思ったけど(笑)」
村「それは、ちゃんと止めたと」
渋「そんなんしたら、ほんまに行かせたくなくなるやん。のがんばるって気持ちをムダにしたないし」
横「男前やなぁ」
渋「今頃気づいたんか!?」
横村渋「(笑)」
横「みんな、いい感じになったお祝いにすばる、飯おごれや」
渋「はっ!?」
村「間に合ったのは誰のお陰やろな」
渋「うっ……今日だけやで」
横「よっしゃ‼たっかい肉食いにいこうや」
渋「いつもの居酒屋やで」
横「はぁ~??」
渋「お前らは明日からイチャイチャできるけど、俺は禁欲やで。そんなやつらに肉なんてやらんわ」
村「(笑)」
横「いつもの居酒屋で勘弁したるわ」
横渋村「(笑)」
私の報われないと思ってた想いは、クリスマスの魔法によって叶ったみたい。
【終】