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黒バス:恋愛小説

第3章 今吉翔一 : 君は知らない。



「先輩…?入ってもいいですか?」


ノックをして扉越しに声をかける。


当然だが返事は返ってこない。


「先輩?開けますよ?」


しばらく待ってから私は意を決して扉を開けた。


中は電気がついておらず、ロッカーの前に人影が座っているのがうっすらと見えた。


「今吉先輩?」


「…何で戻ってきたんや。」


いつもより低い声で問い詰められて私はぞくりとする。

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