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黒バス:恋愛小説

第1章 実渕玲央:金曜日の事情。




「いい加減、俺だけのものになってよ。」



すっと私の前にしゃがみ込んだ玲央ちゃんが、そう言って私を抱きしめる。


「え…。」


「んもぅ、どこまで鈍いのよあなたって人は。」


怒ったように言って玲央ちゃんは手に力を込める。


「好きよ。さんのこと。好きじゃなきゃこんなことしないわよ。」


さんは違ったのかしらと、今度は弱弱しく吐き出す玲央ちゃん。

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