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黒バス:恋愛小説
第1章 実渕玲央:金曜日の事情。
「あの人もそうやって誘ったの?」
腰に回された手がいやらしく動き、スカートの中に入ってくる。
違うと言いたいのに言葉を発することができずにしがみつくだけ。
「ほら、もう濡れてるじゃない。」
くちゅっとそこを触った玲央ちゃんは、すっと私から手を引いた。
自分の体さえ支えることができなくてその場に崩れ込む。
「違うの、玲央ちゃ…。」
好きなのに、私はそれをうまく伝えられない。
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