• テキストサイズ

黒バス:恋愛小説

第1章 実渕玲央:金曜日の事情。




ぞっとするほど冷たい玲央ちゃんの声。


「んっ、ごめんなさっ…。」


謝罪の言葉すら、彼の口の中に消えていく。


「何が悪いかわかってんのかしら。来なくなったと思ったらすぐに男連れてくるなんて。」


一体どういう気持ちでやってんの?


そう尋ねられるも、玲央ちゃんの唇に捉えられたままの私は小さく吐息を漏らすことしかできない。


「んふっ…れ、おちゃぁ。」


それが切なくて玲央ちゃんに手を伸ばす。

/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp