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黒バス:恋愛小説

第1章 実渕玲央:金曜日の事情。




「本当?ありがとう!じゃあ金曜日19時からね。」


後で詳しく連絡するねと言って、彼女は外に出ていく。


金曜日。


一瞬玲央ちゃんのことが頭をよぎったが、私は思い直して首を振る。


玲央ちゃんが私から離れることはない。


今の状況が続いているのは私のわがままなんだから。


だったら私からさよならしなきゃなんだよね。


私はこの週の金曜日初めて、玲央ちゃんのお店に行かなかった。


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