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黒バス:恋愛小説

第1章 実渕玲央:金曜日の事情。




でも離れられない。


踏み出す勇気も手放す勇気も私にはない。


「ところでちゃんさぁ、彼氏いないよね?今週末合コンするんだけど一緒に行かない?」


「え、合コン?」


「そうそう。毎日毎日同じ人としか会わないじゃない?気分転換にもなるだろうし、どう?」


実は一人足りないの、と懇願されたら断れるわけない。


それに少し、玲央ちゃんから離れてみようと思ったんだ。


「うん、行くよ。」


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