第3章 初めまして
「それならさ…」
『?』
「付き合って、くれない?」
『…慰めてくれるのは嬉しいけど「違うっ!」
「好きなんだ。高校の時も、今も」
え?っと、理一を見たまま動かないの額にキスを落とした。
「文化祭の時に、劇で僕が騎士で、がお姫様やっただろ?」
『う…うん』
「スッゴく綺麗で可愛くて、好きになったんだ。いや…それもおかしいな。本当は、もっと前から好きだったんだ。入学して、隣の席になって横顔も綺麗で…好きになってた」
『でも、その頃は好きな人いないって…』
耳まで赤くなった理一は口元を抑えながら、ひたすら自分の気持ちをに告げる。
「だって、好きな子に聞かれたら照れちゃって…つい…」
口元を抑えていた手は頬をかいて、の方に視線を向けた。その先にいるは、顔を両手で隠して泣いている。
「ちょっ、!?ゴメン、こんな急に…迷惑だった?」
『そうじゃ、ないの…』
「え?」
『私も…好きだった、から…嬉しくて…』
今度は、理一が言葉の意味を理解するまでに時間がかかった。
「ほ、本当?」
『本当、だよ。昔も、今も好きなのは…"理一"だけだよ』
と、目に涙を溜めて笑顔を見せてくれた。
アトガキ
あぁ、やっちゃった。理一さんに好きって言われたら、泣いちゃうよ。←言われてみた(((殴
駄文、失礼しました。