第7章 小学校編-修学旅行-
哀 「そうかしら・・・?」
歩 「スカートはいてるし、それに化粧まで・・」
哀 「まぁ、有希子さんに会うしね、あっ、志保上にいるよじゃまたね」
哀は逃げるように家を出た。その頃博士の家では
志 「ねぇ歩美、哀なんか怪しくなかった?」
歩 「うん、なんかいつもと違ったし」
志 「ちょっとにおうわね~」
歩 「だね」
その頃、
新 「まったく、もう約束の時間すぎてんじゃねーか」
その時、新一の後ろから声がした
哀 「ごめん、遅れたわ」
新 「遅れたわじゃない・・・ 」
新一は振り返り哀を見て言葉が出なかった。そこなは、青のミニスカートのワンピース姿のでウェーブのかかった赤味ががった茶髪が輝いていた哀が立っていた。新一は下から上までなめるように哀を見ていた。
哀 「なによ・・・そんなに穴が開くように見なくてもいいじゃない?」
新 「いや・・・その・・・」
(可愛い・・・)
哀 「なによ、どうせ似合わないと思ってるんでしょ?」
新 「いや、似合ってるよそれに、可愛い」
哀 「えっ・・・」
新 「いや・・・何もね~よ」
哀 (可愛いて言ってくれた)
新 「さぁ、買い物に行こうか」
哀 「えぇ」
二人は微妙な感覚で歩きながらショッピングセンターに行き、買い物を行った。修学旅行でいる大体の物を買い揃えた。二人はこれといった会話はしなかったがお互い幸せな気持ちになっていた。ふと哀が一軒の店の前で立ち止まった。
哀 「可愛い~」
哀はその店のショーウインドーに飾られていた、フサエブランドのネックレスを見ていた。
店員 「どうですか?可愛いですよ」
哀 「えぇ、可愛いですね」
店員 「どう?付けてみる?」
哀 「えっ、いいですよ」
その姿を後ろから見ていた新一が
新 「つけてもらえよ」
哀 「ちょっと、いいわよ」
店員 「そう?ならもう少し大人になったらそこの彼氏に買ってもらう時にまた来てね」
その言葉を聞いた二人は顔を真っ赤にしていた。
哀 「か、彼氏じゃ・・・」
新 「別に彼氏じゃ・・・」
店員 「そう?お似合いだと思うけどなお姉さんは」
哀 (そう見えるのかしら、そうなたらうれしいけど・・・)
志 「お似合いじゃありませんまったく!」
その声にびっくりして二人は後ろを振り返った。