第4章 恋の始まりの
コンコン
コ 「はーい」
ガラ
コ 「蘭…灰原…」
二人がコナンの部屋に入ってくる。
コ 「なんだおめぇら二人して…」
蘭 「あのね新一…」
コ 「蘭…なんだ?」
蘭 「ちょっと話があるの」
コ 「あぁ…灰原は?」
灰 「えぇ、私もあなたに話が…」
コ 「なんだよ二人して…」コナンの背中に寒気がした。蘭と灰原は顔を見合わせる。
蘭 「あのね新一…わたしあなたが好きなの」
コ 「え、え、え…ちょっとまて蘭、もう俺は…」
蘭 「知ってるよ、新一はもういない、コナンくんの中は新一、だからわたしコナン君が好き」
(言っちゃった…新一困ってるよね、私一度振られたみたいなもんだし)
コ 「ちょ、ちょ落ち着け蘭その…あの…」(こいついきなりなんだ、灰原もいるのに…てかこいつは何でここに…)
蘭 「待って」
コ 「ん」
蘭 「哀ちゃんの話も聞いてあげて」
コ 「えっあっ…うん」
灰 「工藤君…」
灰原は少し顔をふさぎこむようにして話した。その顔は少し赤めいていた。
灰 「私…私もあなたが好き」(言っちゃった…)
コ 「え、え、え~~~!」
コナンは二人を見ながら呆然としていた。
(もういいんちゃう?)
(まて、もう少し…)
コ 「ふ、ふ、二人とも落ちつけ。ど、ど、どおゆう事なんだ?」
二人はコナンを病室から追い出してからの話をした。コナンは少し落ち着きを取り戻した。
蘭 「で、新一返事は?」
灰 「どうするの?」
コ (どうするって…ちょっと待て、蘭の事は好きだけどもう元の体には戻れない…灰原はコナンになってから気には…)
コ 「俺は…俺は…」
蘭 (新一…)
灰 (工藤くん…)