第1章 始まり
今二人は病室のベットに寝ている。周りには博士工藤新一の両親、目暮警部、そしてFBIのみんながいた。黒の組織との戦いの中、二人は重症をおっていた。特に灰原は胸にジンの放った弾があたり、昏睡状態だった。
それから二週間後
コ 「ここは…」
コナンが目を覚ます。
博 「新一…」
コ 「博士…」
博 「心配ばかりかけおって…目を覚まさないかと思ったわい…」
コ 「ごめん…そういえばあいつは、灰原は…」
そう言って体を起こそうとするが、体中に痛みが走り起こすことができない。
博 「ねとけ新一、今先生を読んでくるからな」
コ 「博士あいつは!灰原は!」
博士は扉のノブを持つ手を離し、
博 「哀君はまだ意識が戻らない…新一と一緒に運ばれて来たときにはもう意識がなかった…しかし手術は成功したから、あとは意識が戻るのを待つだけなんじゃけど…」
コ 「灰原…」
コナンは唇を噛みながら言葉を出した。
博 「あとは意識が戻るのを祈りながら待つだけじゃよ…じゃあちょっと言ってくるからな」
そう言って博士は部屋を出ていった。コナンは
(俺がお前を守ると言いながら守れなかった…)
布団を握りしめながら唇を噛み締めた。
トントン
部屋を誰かがノックした。
ガチャ
コ 「赤井さん」
そこには赤井がたっていた。
赤 「目を覚ましたようだな」
コ 「うん…俺は…でもあいつはまだ……」
赤 「ああ…まだ意識が戻ってない…」
二人の間に沈黙が続く。するとその沈黙を破るように
コ 「ハハハ…何が俺が守ってやるだよ…あいつ一人守れないで……」
赤 「嫌、君のせいじゃない、俺が守れなかった…人一人…またな……」
コ 「赤井さんのせいじゃない…俺があいつを…約束したのに…」
トントン
ドアを誰かが叩く音がした。