第1章 出会い
虹村side
入学式だろうがなんだろうが俺たちバスケは今日も朝練で土手を走った。
「♪~♪~」
綺麗な歌声が聞こえた。
その声の主に目をやると俺は目を離せなくなった。
虹 「!!!」
透き通るような声、
風になびく茶色の長い髪、
天使がいるのかと思った。
部員 「どうかしたのか?」
虹 「いや、なんでもねーよ。」
とっさに俺は彼女を他のやつに気づかせたくなくて嘘をついた。
綺麗だったな...
目が離せなかった...
あれはだれなんだろう?
帝光の制服だったよな?
俺は気になってしょうがなかった。