• テキストサイズ

女芸人の日常

第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~


質問コーナではさっそく最初君が質問していました。
「スターダストさんは養成所で組まれたコンビですか?それとも養成所ではそれぞれ違うお笑いをなされておりましたか?」
「私達は養成所で知り合って未だに解散しておりませんし、他の子とも組んでなかったよ~。」
うたちゃん先輩がニッコリして言いました。
するとすかさずななみさんが手を上げて質問していました。
「お2人が養成所で最初に作ったネタは何でしたか?それとコンビ名の由来を教えてください。」
これには星男先輩が答えてくださいました。
「良い質問をありがとうございます。まず最初に僕らが養成所で作ったネタは・・・なんだっけ?」
おっと先ほどネタで”とんちんかん”と叫んでた先輩が・・・大丈夫ですかね?
「ほら、あれだよ。あれだってば!!ラブレターのやつ。」
うたちゃん先輩の言葉に星男先輩は思い出して続けました。
「あ~ラブレターのやつね。なんか小梅キャンディーを見ていたら恋物語風のネタをやりたくなりましてね。学校で一番のマドンナに手紙を渡そうと下駄箱に入れようとしたらうっかり学校で一番ひどいブスの下駄箱にラブレターを入れちゃってですね。」
「勘違いブスっていうのをやりたかったんですよ。その役を私がやったんだけどね。今思うとあのネタはひどかったな。美女と私の役のブスの下駄箱が隣り合わせだたっために下駄箱の番号間違いでブスの方にラブレター入れちゃったんですよね。」
うたちゃん先輩は苦笑していましたが私達はどんなネタか見たくなりました。なので養成所で作ったネタを見せてくださるこになりました。
ネタはすごく面白く私でも笑ってしまいました。実は正直言って最初の先輩のネタは”合コン”という言葉が分からず隣にいたななみさんに聞きながらでした。なので理解するのに時間がかかってしまいました。先輩方すみませんでした。
「それと先ほどの質問に”コンビ名の由来”についてありましたね。僕らのコンビ名は僕が星男っていう名前にしたのでそれにちなんでスターダストにしました。」
「スターダストには星屑っていう意味があるんだよね。」
それから次々と質問が飛び交い先輩方は丁寧に答えてくださりました。もちろん私も質問しましたよ。
「おっとそろそろ講義も終了ですね。それではご静聴ありがとうございました。」
あっという間に時間は過ぎ、こうして先輩方の講義は終わりました。
/ 318ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp