第3章 突き進め!!苦難なお笑いの道へ~
先輩達の特別講義終わりに私は最初君にコンビを組まないかと誘ってみることにしました。先ほどの先輩達を見ていて男女コンビに憧れを抱いたからです。それといつも一緒にいることに気がつかずにここまで来たんですが最初君があまりにも魅力的に感じてしまいました。
「ねえ、最初君?私達でコンビ組まない?さっきの先輩達を見て男女コンビっていいなと思ったんだよね。」
私がおそるおそる聞いてみるとなんと、最初君も同じことを考えていたことが発覚しました。
「あ~それ僕が最初に言おうとしたのにな。先越されちゃったな。でもよろしく。」
そんな私達の様子をななみさんが見ており拍手してくれました。
「やったじゃない。まさに袖振り合うも多生の縁ね。」
こうして私と最初君でコンビを組むことが決まりました。さて次はコンビ名を考えなくてはいけませんね。でも何はともあれ無事に第一関門をクリアしました。