第6章 お笑いというカテゴリーを乗り越えれば冬が来る
いやー気がついたら次の日とかどんだけですか?さて、昨日は養成所といいバイトといい声をよく使ったので喉が凄く疲れました。養成所に行ったら朝の”おはよう”の挨拶すら声がガラガラで言えてなかったです。私だけかと思ったらみんなそうでした。まぁ、初めはこんなもんですよね。きっと慣れていけばいいリアクションもできて喉の調子もいいんだろうな。
そしてこの日も昨日の続きで出川哲朗さんのリアクション芸を学び、実践に入りました。今日行うのは”口の中はなんじゃろな?”です。目隠しされた状態で物を食べてリアクションするという単純なゲームですが果たして上手くリアクションできるのでしょうか?
「さて、昨日の講義の続きをしてから実践に入りたいと思う。出川さんと言えば圧倒的に子供達に人気である。その理由の二つ目は現在は太ったため横に広がりマスコットキャラのようになったとのことだ。だからと言ってみんなには太れ!とは言わんがな。そして体の張り方が凄いぞ。38歳で過激なスタントや炎の中に突っ込んだり、43歳で時限装置解除に挑戦して爆発してしまったそうだ。どれも安全は考慮してあると思うがなかなか激しいものもあるな。」
吉田講師の説明に終始感心されっぱなしでした。
「ほほーう。出川さんって凄いんだな。」
でも出川さんじゃなくたって世界の果までイッテQなんかではいとうあさこさんや森三中さん、川村エミコさんだって体張ってロケ行ってますもんね。あと、イモトアヤコさんもそうですよね。女芸人だって負けてはいませんよ!
それにしても出川さんは若手とは言えない年齢でやっていて凄いなと思いました。
「それと出川さん曰く一番やばかったのは熊と戦ったことだそうだ。間違って”パク”っといったらおしまいだからと言っていた。又、首意外の骨は全部折ってきたそうだ。大したものである。」
吉田講師はサラッと説明してくださりますが、いやなんか大変なことになっているのですね。それだけ出川さんはリアクションに賭けているのでしょうね。もう私には尊敬の一言しかありません。他にも出川さんの凄い所は爆破の際はリアクションを計算して耳栓をしないそうです。勇気ある彼の行動に拍手を贈りたいですね。さて、午前中の講義が終わったのでまた午後にて!